全日本選抜車いすテニスマスターズについて
男女の日本ランニング上位8名、クァード(重度障がい者)4名による日本一を決定する車いすテニスの日本選手権です。 1992年よりスタートしたこの大会は、NEC様の特別協賛でスタートし、その後現在に至るまで三井不動産様の特別協賛をいただく他、各企業、団体、関係機関の深いご理解のもとに支えられてます。
1985年5月、福岡の飯塚市で開催された第2回ジャパンオープンの会場にて、関東から出場していた大森康克氏、芝本圭史氏と、視察に訪れた吉田宗弘名誉会長(当時:理事長)が出会いました。 当時は練習コートやコーチがいないなど練習環境が整っていませんでした。そこで、直ぐに当センターの前身である柏ローンテニス倶楽部で車いすテニスをスタートさせたのです。 TTCが1990年11月にオープンしてからは、TTCでの練習も始まりました。そんな中、選手より『全国の車いす選手を集めて思い切り試合をしてみたい』という声があがり、1992年に第1回全日本選抜車いすテニス選手権大会を開催するに至りました。
柏から世界へ! 今ではマスターズ大会に出場した選手が、世界のトップで活躍するようになりました。 たくさんのレジェンド達が育っていったこのマスターズ大会は、車いすテニスで世界を目指す選手の憧れの大会であり続けることを願っています。